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シングルマザースタッフのブログ

2021.03.02更新

≪動画有り≫セミナーレポート 不動産のプロが語る!都営住宅VS賃貸VSマンション購入(2月23日開催)

≪動画有り≫セミナーレポート 不動産のプロが語る!都営住宅VS賃貸VSマンション購入(2月23日開催)

お客様から感想をいただきました

離婚後の賃貸住み替えを考えていましたが、購入のメリットを知ることができ、今まで全くなかった購入を選択肢に入れることができました。合田さんのセミナーも拝見しました。お考えが私と近いシングルマザーの方の経験談だったので、非常に勉強になりました。

アンケートのご協力ありがとうございました。

今回のテーマは『都営住宅VS賃貸VSマンション購入』

今回は、都営住宅と賃貸とマンション購入についてです。
私どもの会社にお問い合わせいただく中で、都営住宅と賃貸と購入で悩む方が非常に多いです。
私自身も都営住宅に幼い頃ずっと住んでおりました。
都営住宅に住み2年前母を亡くし、その時に経験したときのことも含めて、今回セミナーでお話しできたらなということで今回のテーマを『都営住宅VS賃貸VSマンション購入』にさせていただきました。

講師・飯沼のストーリー

まず自己紹介させて頂きます。
現段階では47歳で、再来週に48歳になります。不動産の仕事を始めたのは22歳の時で、こちらプリンセススクゥエアーに入社させて頂いて、結婚・離婚を経験して、現在年長の娘が一人おりまして、未婚の母で仕事をさせて頂いてます。いろいろな経験をして今ここに至るという状況なんですが、母子家庭のお客様と話をさせて頂くときには、年齢も40歳後半・50歳に近づいていることもあって、自身の経験を生かした上でアドバイスさせていただくことが非常に多いです。

私の生まれは中国になります。
皆さんは中国残留孤児って聞いたことありますか?
私の家族は、戦争の時祖父が軍人だったという事もあり満州にいて、そのまま引き取られて日本にくるチャンスというのが、残留孤児っていうものがあり、当時これで日本に帰ってきました。ですのでとても貧困でした。キャリアを日本で積んできたわけでは決してないですし、貯金も多くあるわけでもないという状況でした。唯一父が日本人だった、軍人だったということで日本に来ることができました。。
当時江戸川区に、6帖一間に6人で住んでいました。父と母と10歳上の姉と、ちょっとメンタルの弱い兄と、気の強いもう一人の姉と私です。
そんな家族構成で日本での生活が始まったのですが家族全員が壁にぶつかったのが、やはり言葉がわからないという点でした。
ですので父は当時KOKUYOUの工場で夜勤勤務 働いて、昼間は日本語学校。
母は 中華料理屋さんで皿洗いの仕事をしていました。
10歳上の姉はちょうど高校受験の時に来たという状況です。
兄は、(長女の)2個下で思春期だったかと思います。今でも覚えているのは病弱で入退院を繰り返していました。おそらく心の病だったのかと思います。家族全員がいじめられた時代ではあったので、(兄は)耐えられなかったんだと思います。言葉や習慣の違いなどで学校に行けなくなり、精神面を患っていた記憶があります。
すぐ上の姉と私は来日したのが6歳と4歳の時だったので、お陰様で中国訛りは全くなく比較的スムーズに日本に馴染めました。
江戸川区の家で約1年間生活したんですが翌年の夏に(都営)団地に当たり入居することになりました。
両親共働きで、中国から帰ってきたっていうのは 優先順位は高かったのです。 当時は昭和53年ということもあり、そんなに団地に対しての倍率が高くなかったって言う記憶もあります、入りやすい時代でした。
今では考えずらいかもしれないんですが、出るときに分かったんですが43㎡の6帖、4畳半、3畳の3LDKにスムーズに入れて、しかも新築でした。(残留孤児という状況は)点数が高かったので、私たちと同じ境遇の、中国から帰ってきた家族が結構入ってきておりました。江東区の2号棟まである団地でした。

動画はこちら

この団地にスムーズには入れそこから新生活を始めました。
私は都営に住むことは、同じくらいの年齢の子や、同じ学校に行くお兄ちゃんお姉ちゃんが多かったので 楽しかった記憶があります。ですが、訳アリもすごく多かったと思います。
ですので、隣のお部屋に住んでいたお姉ちゃんは何年後かにいなくなりまして…、おそらく少年院に入ったんだと思います。原因は万引きで。。。
そのうち他の子たちも施設に入って行って…それはたぶん離婚、貧困、生活が成り立たないからかと思います。幼馴染がそういう状況でした。真下に住む子も含め、団地に住む層としては、タクシーの運転手、トラックの運転手、肉体労働者ばかりでした。とにかくサラリーマンなんて全く団地にはいませんでした。ですので、塾に行くとか、習い事に行くとかそういうこともなかったので、たくさん遊べたので子供的にはメリットでした(笑)
ただ、いい影響を受けるとか、勉強するとかそういうことからはかけ離れた世界だったと思います。

この都営団地っていうキーワードで私どものホームページにアクセスされる方も多いです。離婚後に都営に移り住みたいと考えている方が多いというのを実感しているのですが、そういったお客様とたくさん面談させていただいている中で、実際に入れたというお客様は一人もおりません。
この母子家庭サイトをやらせていただいて15年位経ちますが都営団地にすでにお父様、お母様が入っていて一緒に住んでいる方はいても、ご自分の年収100万円台であっても入れたっていう方はほとんど見たことないっというのが実体験です。
それはなぜなのか一人一人のお客様に聞くと、当たらないという事、あとは母子家庭の方が多くて子供の学区を変えずに都営団地が当たるということがかなり難しいという事です。23区内の都営団地の倍率は70倍から多いところで200倍まであります。ですので田無とか市のほうに行っていただかないと今は都営団地に入ること自体難しい状況です。
私が都営に住んでいた時との違い、現在は高齢化も進んでおりますので、都営にあたる方の優先順位としてご年配の方です。
ですので当時は隣人がみんな同じ子供たちが多かったんですが、今は都営団地でも高齢化が進み、昔とはまた違う雰囲気になっていると思います。
現に入れない原因は優先される年配者が増えているという点があるので、どんなに低所得の母子のお客様であったとしても入りにくいというのが今の結果というように感じております。

ただ、じゃあ都営には入れたからいっかっていうと、私は最近そうではないというように思っております。
(画像の)“都営住宅の落とし穴”とあるんですが、先ほど登場した私の兄が、メンタルを崩してしまう状態を子供のころから繰り返して、高校も夜間高校に通っていました。今はフリースクールとかっこいい呼び方に変わってますね(笑)
経済状況的にも学力的にも普通の学校に行けなかったのです。それでもやはり兄は日本に馴染めなかったようで、夜間高校も行ったり行かなかったりを繰り返していて、あまりいい友人との出会いもなかったようです。
先ほど申し上げました通り、団地住まいの方のお仕事は肉体労働が多かったので、兄もそれに倣うかのように学校に行かずトラックの運転手をしていたり、なかなか安定する職にはつけずにいました。兄は優しい人なんですが、幼いころからの実体験が積みあがってしまい大人になってもコミュニケーション能力は身につけられずにいました。

母がなくなって分かったこと

2年前母が亡くなった時には、兄が一緒に都営住宅に住んでいました。
兄が母を見てくれていたのは非常にありがたかったのですが、どうして変わらず都営団地に住めていたかというと、やはり兄が定職につけないでいたから、収入がなかったからということがあります。
うちの兄が何をやっていたかというと、サラリーマンで安定するという仕事からはかけ離れた人生を送っておりまして、内装業者に入って職人さんとして仕事をしていましたが、継続性がないこともありやはり年間的には収入が安定しておりませんでした。
そして2年前うちの母が末期のがんで余命宣告を受け、という時に一番困ったのが兄でした。
私は、(母が亡くなっても)そのまま継続的に住めると思っていて、兄に権利の相続させるために、区役所へ相談するようアドバイスしました。でもそこで初めて『相続人の子供が60歳以上でないと退去しなければいけない』ということが分かりました。

都営住宅の特権って素晴らしく家賃は1万円くらいしか払ってなかったんです。当時父と母は別居をしており、都営住宅の権利の取り合いは日常的にしていました。(安かったので)
母に対して「お前が出ていけ、俺が住む」だったり、何年にもわたって取り合いをしていました。それぐらい欲しい権利だったのです。
今私が不動産の仕事をしていても思うのですが、年収の割合の35%が住宅ローンや家賃の支払いというくらい、住宅にかかるお金はやはり大きいです、賃貸でも、購入でも。それが月1万円で済むというはすごく楽というか、安定できるというか、ちょっと頑張るだけでいいや、と思うようなところもありました。ですのでその頃の両親は都営住宅の権利の取り合いをしていました。さらに兄も定着しない仕事をし続けたというのも、 生活を変えるために頑張らなきゃいけない時期に頑張らなかった、結果母がいなくなって兄は都営を出なければいけなくなり、今は神奈川のすごく奥の方、家賃3万円のところに住まないといけなくなりました。
私は昔から家族に『都営住宅を出ようよ。』と言っていました。
父と母がとにかく不仲なので離婚してほしいとも。
しかし離婚するにあたって、どっちが都営に住むのかという取り合いを延々としている、どちらも手放してくれればスムーズに離婚できたのに…と。
常に両親の喧嘩を見なくてはいけないのが本当に嫌だったのに、都営住宅の権利が一番両親の離婚を邪魔していたと思います。
そしてもう一つは兄の居場所として、もしもそれが(都営じゃなくて)賃貸に住んでいるとか、おうちを持っていたら頑張らなきゃいけないときに踏ん張れたんじゃないかな、と思うのです。
でも家賃でこれだけ安いところを親が持っていて簡単に戻れる場所があることによって、やはり年齢とともに頑張れなくなってしまったように思います。 20代はどんなことがあっても頑張れる、30代も頑張れる、だんだん40,50になって頑張れなくなる、という風になるので、50歳にもなって都営を出なければいけないとなるのは、兄としてはすごく盲点でしたし、それだったら最初から都営じゃなくてもよかったんじゃないかと感じます。
ですので、私は都営住宅が無い方が頑張れる人生を送れる家族が増えるのではないかと思ってしまいます。

よくある話ですが、都営に入ってしばらくして余裕ができても本当に必要な人にスムーズに譲らない人たちがいます。私が住んでいた頃にもご近所にいましたが、年収が上がると出なくてはいけないから、住民票だけ移動するとか、車だけ上等なものを持っている、都営の駐車場にいい車が停まっているなど。権利を手放したくないから年収をうまく調整したりするんです。本来入りたくても入れない人がいるのに、都営住宅に入ってしまうと手放したくないので、生活をコントロールしている人は実態としていると思います。
ですので、やはりいいことばかりではないなと一番大事なのは、頑張らなきゃいけない若い時代に、頑張れる環境があるという事だと思うのです。それを失ってしまう可能性が非常に高いという事を感じております。
身近に、4人兄弟の中の兄がそういう状況でした。姉妹は全員「都営なんか…」という気持ちがあったのですが、ただこういう風に思える家族ばかりではない可能性もあるので、賃貸に普通に住む。っていうのは大事だったんじゃないかなと、自分の家族を振り返って思います。

それぞれのメリットとデメリット

今お話させていただいたように、都営住宅っていうのは金銭的な負担はすごく少ないです。
・東京都が運営しているので安心
・家賃も安い、
・更新料がかからない。
しかし不安なところは、まず 全く当選しないということです。
年に4回しか抽選がない、さらに希望する場所に決して入れるわけではなく、倍率は30倍~280倍、都心に行けば行くほど高いです。
余談ですが私どもは『みなと子ども食堂』に支援しております。
やはり子供がなかなかご飯が食べれないっという実態があります。お母さんたちが非正規雇用ということもあり、港区にそんな子供たちがいることにもびっくりしたのですが、これもご縁だという事で支援させていただいております。そこでも団地に住んでらっしゃるご家族はいますが、やはり圧倒的に港区・中央区はすごく少ないです。だから子ども食堂の数もすごく少ない。
都心から離れるほど団地も増えて、子ども食堂の数も増えていく。っというのが大体の統計になっていて、そこに学習支援も各区で始まっております。
ですので、希望地域に絶対入れるわけではなく、子ども食堂や団地が多いところは中心部から離れていくのは当たり前です。
マンションも60年経っていても取り壊しをする必要がないくらい日本の技術は高いので、団地を壊して新しくするっていう実例も少ない。増やすことも少ないので客観的には今あるところに団地としてみんなに分配していくという状況になるんじゃないかと思います。
だからなおさら希望エリアに入りにくいという風になります。
そして私もやっておりましたけど「居住者で清掃をしなければいけない」ということがあります。

次に賃貸です。
賃貸は他と比較して、自由度が高いです。 自分の好きなエリアに住めるし、税金は払わなくて済むとか、 引っ越しも思い立ったらできます。
反対に融通が利かない部分があります。 賃料は掛け捨てだというところ
契約時に保証人が必要、今はいらないケースもあります。代わりに保証会社をいれなければいけませんが、その分お金がかかります。 あとは2年に1回更新料がかかる、 子供に住まいを相続できない等です。

私は都営に住んでいたので、今はもう実家ないです。
成人してしまったら家族の中では私が一番大黒柱みたいな存在だったので、実家は私がすべて撤去いたしました。撤去した後、結局兄の家を探さなきゃいけないし、引き継がなきゃいけないし、(母の)死亡届を出したらその権利はなくなるので、あっという間に次の人が入ったことにすごく寂しさを感じました。
『あぁ、私にはやっぱり実家ってなかったんだな。』と改めて思いました。
団地の抽選を待っている人もいるので、その方は空きが出てうれしいと思うんですけど、でも、母が長く住んでいた場所が一瞬でなくなってしまうっていうのが子供にとっては、すごくショックでした。
賃貸も都営住宅もそうですけど、思い出の場所がリセットされてしまう、
そう考えた時に、やっぱり持ち家って親が死んでしまった時に、少し自分が消化する時間には必要だったんじゃないかなっと非常に感じました。
他にも 賃貸のデメリットで、リフォームが自由にできないとかも一般的に言われています。

次は購入に関してです。
まずメリットは、“将来につながる”というところです。
・資産価値がある
・子供に現金よりも有利に相続できる
・リフォームが自由
・更新料もかからない

対してデメリットは、
・毎年固定資産税がかかる。
修繕積立金も払いますが、これは自分の為になる積み立て(建物の改修工事に使用するもの)ですのでこれは価値のある支払いだと思います。
『地価が下がった時にどうしよう』
これも一般的にはデメリットに挙げられるんですが、地価が下がっているときに売らなければいいという話ですよね。
今(賃貸などで)掛け捨てにしているお金程下がるものはないです。地価が下がるっていうのは今から10%下がりました、20%下がりました、というのはあるにしても0%になりましたっていうはないんです。でも賃貸でずっと掛け捨てにするっていうことはマイナスにしているっていうことです。そう考えると地価が下がっているからといって気にする必要はないと思っています。気にするんだったらその時に売らなければいいって話。逆に地価が上がった時にはみんなが売るのか、みんながメリットあるのかって言ったら、売らなければメリットはない話です。地価が上がった時には、売るのは高くなるけど買うのも高くなるんです。だからもう買ったらそんなこと気にしないっていうが一番シンプルな考えです。
投資家の人はそれを仕事としてやっていますし、税金対策しなきゃいけなかったり、いろんな収入があって相殺したりなども考えなくてはいけないので地価の上がり下がりは考えなくてはいけないんですけど、でも母子のお客様やDINKSの方もそうですけど、そんなにたくさん不動産を売り買いするわけではない、普通に一生に一度買うか買わないかという買い物をするわけですから、そこは気にしない。自分のモチベーションが上がって、自分が住み続けたい、ここで生きていきたいって思う場所が買えればそんなものは大した問題ではないと思っていただければいいと思います。

・仕事がなくなった時に支払い続けられるのか不安
これに関しては、賃貸も同じことですよね。賃貸も支払いができなくなってもどこかには住まなければいけない。それと同じことです。
住宅ローンというローンの金利はとても安いです。1%前後なので、すごく安いのでそう簡単に賃貸に回すことはできないです。
買った後、すぐに賃貸に回して利益を得るというのは、悪意があるので銀行からいろんな要求が出てきますが、一生懸命住むために買って家族と生活して、ゆくゆくは自分が住めなくなります。となった時には銀行と相談をしてみてください。その時には、売るも、貸すも含めてどっちかのゴールは必ずあります。
でも今の医療から言ったらそう簡単に人は死なない。うちの母を経験していても思います。私の子供も400グラムで生まれてますけど医療が助けてくれて今ではすっかり健康です。そんな状況の中で仕事を全くできなくなるほどの健康の心配をするようなことってそうそう必要ない気もします。
万が一、それでも成り立たなくなるような状態になれば、銀行に相談していただければその時点でなにかしらの道は開かれますので、購入の時点では考えなくてもいいことだと思いますね。
こういったことを購入の際に皆さんによく不安要素として聞かれるんですけども、 そんなこと今考えたってしょうがないというようなことばっかりなので、それをもし教えてほしかったらいつでもお話させていただきますし、お越しください。

話が少し戻りますが、都営VS賃貸VSマンション購入の“都営の落とし穴”を先ほど申し上げたように、“環境”と“出会い”というところがシビアな環境になると思います。
結構訳ありな人が住んでいるので、警察24時みたいな感じだったんですよ当時は(笑) いい子ばっかりなんですが、貧困という環境もあると思います。

昨年(2020年)12月に合田さんという方に“マンションを購入してから10年後”の体験談をセミナーでお話していただいた時に痛感したんですが、彼女は子供には不動産やお金を残すだけではなく、“学”を残してあげたいって強く言っていました。
母子家庭のお母さんは、勉強の面は諦めていると思うんです。うちと一緒です。うちの団地の子供たちも全員勉強を諦めていたのですが、彼女はそれを諦めなかった、母子であっても子供が勉強を頑張れる環境を選んで、ある区の小学校に入れたんです。家賃はすごく高かったんですが・・・。それはすごく正解だったと思います。
彼女はその為に頑張り、子供もそれを見て頑張ってくれる。チームとしても相乗効果が生まれていました。母子でこんなにいい教育を受けたんだな、って思うくらい質の高いものを受けていたんです。そこに共通するのはやはり環境だと思います。周りのお友達がこうだから、こうしたい、ああしたい、してみたいっていうのは子供はすごく影響を受けます。
子育てってすごく難しいです、私もそうです。子供同士で揉まれてくれて成長してくれる。子供同士の刺激ってすごく大きいと思っています。

先ほども申し上げたように私の子供は400グラムで生まれているので、同年代の中でも成長がすごく遅くて、食べる量も少ないし、どうしようとも思っていたのですが、でも私も仕事があったので、保育園に入れた時に、保育士さんから「周りの子よりは少し遅いですけども、ハイハイもできますし、未熟児の子の中では早くできる方だったし、ご飯も食べるし、寝れていますよ。」と聞きました。保育園に入れたから、周りにいい方向で影響されてくれたおかげでした。
今ももちろん同じです。大人だけで教える限界ってやはりあると思います。ですので、地域性だったり、周りのお友達に影響を受けてそこから伸びていくというのは非常に大事なことと思います。

そう考えた時に、私が子供のころ都営にいた時は、たくさん遊べて自身はとても楽しかったです。でもこの会社(プリンセススクゥエアー)に入るまで勉強はしなかったですから、もしかしたら環境が違ったらもっと早く勉強をしたのかな、とも考えます。ですので、この会社に入った時に本当に苦労しました。やはりお客様の位が非常に高かったりキャリアのあるお客様が多い中で漢字1つ読めなかったところを20年間かけて克服していきました。
子供のころは(勉強を)する必要のない環境にいたこともそうだし、それを含めるとお金には代えられないものが(環境には)あると思いました。

都営団地というのはとても良い。とされているんですけども、環境、周りの状況とか、いずれは出なくてはならないとか、頑張らなきゃいけないときに都営があるからいいや。とか、 言葉にはできないんですが、そういったことが隠れていると思うんです。 本当に手放しで絶賛していいかどうかっていうのは、経験してみないとわからない落とし穴だったなという風に思っております

支出算出比較のワークショップ

最後に 賃貸と購入の支出算出比較のワークショップというところです。
私は 早かったんです が、30才で既にマンションを購入しています。 その時すごくビビってしまって、「どうしよう…30年ローンで…60で終わらせたい」っていうのあったんですがいざ買ってみるとそんなに大変じゃなかったんです。今日いらっしゃってる方の中では40歳の方、50歳の方もいらっしゃると思うんですけども、ワークショップの一つの例として30才で例を出してみました。30歳に買って10年後何を感じたかって言いますと、「買っておいてすごく良かった」です。なぜならば、もう支払いが終わるから。
大体皆さん住宅ローンを組んでいただいて79歳完済ではあるんですけども、ほとんどの人が60,65である程度もうお金を入れてしまって、返済を短くすることも多いです。
人生の中でお金のたまらない時期っていうのはあって、それは子供が中学校だったり高校、大学に入る時期。そうなったらお金全く貯まらないですね。その時一生懸命貯めようと思っても難しい状況ではあると思うんですけども、私は30で買っていたっていうところがあって今もう20年経っているんですけどほぼほぼもう住宅ローン完済のゴールに近づいています。すごく早く買うってことはこんなに老後が気持ち的に楽になるんだ。ということ皆さんに教えたいって思いました。
ですが、それぞれのタイミングっていうものがありますので一概にはいえないですが。

動画はこちら

仮になんですけど、30歳で離婚しました。40歳でも50歳でもいいです。
子供と一緒に引っ越さなければいけないというところで、大体7万~9万の家賃の賃貸に入る方が多いんですので、例として9万円の家賃のところに引っ越したとします。
子供が成長するにあたって部屋も必要だし引っ越しは必要だと思うんですが、引っ越してそれから10年間住み続けた仮定の支出算出をしていきます。
賃貸の場合、初期費用として掛かるのが敷金・礼金・仲介手数料・初月の賃料をそれぞれ家賃一か月分、あと引っ越し代約15万円諸々入れて51万かかったとします。10年間住み続けたら、更新5回しますね。本当に単純な計算をさせて頂きます。
そうなると10年後の支払総額は1,170万。皆さん誰もが1回は考えたことあると思うんですが、それ以降も払い続けると65歳(購入した場合の35年の住宅ローン合わせ)の時点で総支払額は3,970万円。一度も引っ越さなかったっていう仮定での算出です。でも、ひとつの賃貸に35年住む人はあまり聞いたことないんですが、一応最低レベルで計算しております。
3,970万円をすでに65歳の時点で支払ったということです。
世の中の相場が下がるか上がるかという問題では決してないんじゃないかな、と思います。

一方同じような条件でマンション購入をしたとします。
初期費用としては引っ越し代だけ。最初に払う購入の初期費用に関しましてはお客様の属性によっては諸経費まで住宅ローンで借りることができるからです。
9万円の月々の支払。35年ローンで、金利は1%で仮定致しました。
月々9万円の支払いの内訳としては、購入後に管理費・修繕積立金がかかりますのでその費用が1万5千円だとします。住宅ローン自体の月々の支払は7万5千円と仮定させていただいて、これを35年間のローンで計算すると、2,650万円の住宅ローンを組んだことになります。ではどういった物件を買えるかと言いますと、その中の200万円は諸経費、残り2,450万円の物件が買えますよ、ということになります。
ですので、これだけで考えても賃貸の掛け捨て3,970万円と物件価格2,450万円が買えるのと、全然やっぱり人生が変わると思いませんか?
単純計算でこれなんです。
そして購入して10年後の支払いが完了した段階で残りの支払は1,980万円。
「あ、10年後でこれだけなら65歳まで頑張れるね」って思うんじゃないか思います。完済以降も管理費・修繕積立金・固定資産税はかかってきますがこれ(賃貸の支払総額)を超すことはまずありえないんです。絶対的に。
4,000万の物件を買う勇気はないじゃないですか、ないですよね。
でも賃貸は4,000万の物件を買うのと同じことをしているんです。
それはもう築浅でオートロックの立派な物件が買えると思うんですよね。
ですので、賃貸VSマンション購入で考えた時にどっちがいいかというと、多分60歳までは何事もなければ生きますよね、
(ご来場のお客様へ)何歳まで生きると思います?
お客様「…100歳(笑)」
ね(笑)ありえますよね(笑)
(隣のお客様へ)何歳まで生きると思いますか?
お客様「80は生きると思いますねぇ~」
ですよね、うちの母も82歳で、入院する日までパチンコやってましたからね(笑) 大事なのは行く場所があるっていうところだと思います。。
(うちの母には)70で仕事辞めさせたんですが、だら~っとお家にいると食べちゃうからということで、シニアは無料でお風呂は入れるところがあるらしいんですが、お昼は銭湯行って、ご飯食べてバス乗ってパチンコ行って17時に帰ってくるみたいなね(笑)
でもすごい大事ですよ!認知症には全然ならなかったんです!
ですので、そうやって生活さえできると仕事をするか、趣味をするか、なにをするでもいいですけが時間とお金がちゃんと管理できてると人間長生きするんですよ健康管理さえしていれば。

ですので、派遣社員さんとか契約社員さんとか、母子のお客様には多いんですけども、目安ですけど、30歳で借りると65歳完済、35歳で70歳完済、40で借りても75歳完済になるんです。大体子供が大学を出てからやっとお金がたまってくるという状況になると思います。奨学金を子供名義で借りてくれたらいいんですけども、意外とお母さん名義で借りたりとか諸々あるしで…。

大学行かないケースもありますけども、ただ周りの影響で高校に進学しないというケースは少なくなっております。
ずっと勉強してなかったお子さんは、中学3年生の夏期講習で1回分のボーナスに見合う15万円くらいボーンとお金が出たっていうお母さまもいらっしゃいましたし、非常にお金を使うんです。都立に行って、高校からはアルバイトもしてほしいと思うんですけども、そうなると少しお金が貯められるんで、グンッと前倒しでお金が貯まってくると思うんですけども…とにかく小学校高学年から中学校、高校に上がるまでの間は全然お金が貯まらないんです。貯まらないものをどうするかって言ったら家賃じゃなくて住宅ローンに充ててお金を貯金していると思っていただくしか他ないと思います。

あとは子どもが成人すると、少しお金を入れてくれる家庭もあるし、いやいや永遠アルバイトしているお子さんもいらっしゃいますし。それはもう分からない。いつか目覚めて就職してくれる子もいるし…子供さんがどうなるかは分からないですけど、充てにせず考えるとしたら、(賃貸から購入に)どうやって切り替えをして実家を作っておくかとか、早めに安定した家賃支払いなしの生活にできるかって言ったらば、マンションを購入して、実家から相続を受けるお家以外ないと思うんです。
今まで来て頂いたお客様の中では、なかなか母子のお客様で実家から相続がたくさんもらえるっていうところは非常に少ないように思います。
皆さん自力で頑張らなければいけないという事情のお客様が多く、単純にマンション購入のタイミングはお母さんが元気な時です。それ以外のタイミングはないです。マンションを買った後何をするかっていったら“元気でいる”それだけです。 普通に食べて、楽観的にすべてを考えられる。それしかないです! マンション購入をしていただいたお客様でもその後解雇になって、派遣になって、アルバイトになってる方いますけども、でも前回の合田さん(セミナー講師)も同じですけども買っといて良かった。っていうことしかないです。 いつどこで何が起きるかなんてそれはもうみんな分からない。 みんな分からないですけども、踏み込まないでいるとずーっとこれが(家賃の掛け捨て)続くっていうそれだけの話になると思います。
で、うちの母が私たち姉妹3人に言ってくれて響いた言葉なんですが、うちはなんせ貧困だったのでうちの父がとにかく知恵持ちでほんとに嫌な男だったんです。大好きな父ではあるんですけども、生活保護斡旋している時期があったんです。でもうちの母が、「そこまでは陥りたくない」と、確かに中国から日本に来たし、時代的にはすごい貧困であったと。でも、「団地に住ませてもらっていることは感謝しているけど、生活保護まで落ちてしまったらうちは終わる。それは絶対にしたくない」ということをずっと言っていたんです。 それが何でか昔の私は分からなかったんですけど、でもそんな小さな母のプライドは私たちの生きていくプライドになったと思います。そこの一線だけはいかない。そこまで落ちたくないと母は言っていました…
母は私が小学校の時に交通事故にあって、二度と左足が動かないんじゃないかって言われるくらいだったんです。
ただもう母の収入の柱が無くなったら食べていける状態じゃなかったんで、母は夜中私が寝ている時間に一人でリハビリしたりとかしてとにかく歩けるように頑張って、皿洗いのバイトもずっとずっとやっていました。
やっぱりプライドっていう部分になると思います。
母のプライドは、言葉で言ったら生活保護を受けない。とか、絶対負けないとかがあったと思うんですが、子どもからすると生きていくうえでの自分たちのプライドにもなったんじゃないかなってすごく感じます。
何を子供たちに残してあげたらいいかっていうと、それがマンションであるとは私は言わないです。ただ、マンションは一つのカタチです。そしてそれを支払い続け維持するっていう母の強さやプライドっていうのはこれから生きていく子友達にとってはすごくいい目標になるんじゃないかなっていうのは感じます。
お母さんが元気でいてくれると子供は何もいらないし、お母さんが一生懸命見せてくれたものが自分たちの生き方になっていくっというのが母子たちの強さじゃないかなっと思います。
私が未婚で子供を産もうって決意したのはたくさんの母子家庭のお義母さんと面談させて頂いて、いろんなことと戦って前に進もうっていう強さに感銘を受けて私もチャレンジしてみようと思ったのがきっかけでもあります。
それくらいお母さん達はエネルギーと想いを持っているってことを忘れずに、諦めずにチャレンジしていっていただけるといいかなって思っています。 そこに私共がどうお手伝いできるかは、いろいろとあるかもしれないですが、生きるってことに関してのお手伝いを出来る範囲させて頂ければなと思っております。

《ロードマップ》
最後にもう1ページありますけどもこれはご自分たちでもしよかったらいまのところを参考にしていただいて人生設計、目標設定をしてもらえたらいいんじゃないかなというところですのでよかったら使ってみてください。

お客様からの質問にお答えしました

質問1
病気をして身体が弱くなるっていう心配もありますが、病気をしているとマンションを買えないって聞いたことがあるんですが、本当にダメなのか、今大丈夫だったら買えるのかっていう不安があって…。

飯沼:病気をして買えないっていうのは、例えば継続的にお薬を飲んでます。という場合、銀行にそれを申告します。今は団信(※団体信用生命保険)にもいろいろオプションがついておりますので、審査の中で金利がでました。ただ、あなたの場合はお薬を飲んでいて継続的に治療が必要という感じになるのであれば、0.2%上乗せであればローン通せますよ。っていうのも出てきていますし、よくある話をしたらフラット35というのもあります。フラット35っていうのは団信が任意の加入になりますので、団信なしで住宅ローンだけを組むっていうことも出来ます。諦めずに相談をしていただくと解決方法はいろいろ見えてきます。
だいたい40歳超えると何事もなく健康って方は少ないと思います。
糖尿病とか、高血圧とかありますしね。なので、大事なのは病気の有無ではなく、仕事を業しないという環境に持っていけているかどうかだと思っています。難病指定されたお客様もいますが、その場合はフラットで審査が通ったこともありますし、選択肢はさまざまあります。

※団体信用生命保険とは…住宅ローン返済中に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度です。
 

質問2
子供を産んだばっかりなんですが、会社を辞めることも選択肢に入れていたのですが、何年働いたかって(住宅ローン審査に)重要だって聞いたことがあるので出来れば産休で続けた方がいいのかな、どうですかね。

飯沼:今は何休みですか?育休中?

質問者:育休までまだとれてなくて、まだ産後間もないので…

飯沼:そうですね、35年同じところで働いている人って正直言ってあまりいないです。絶対ずっと辞めないでください。なんて銀行ももちろん言えないんですけども、銀行の審査をするときは過去のお客様(経歴)しか見れないじゃないですか。過去、例えばカードローン支払いの滞りがなかった、とかもそうですし、過去しっかりと一ヶ所のところである程度長く継続的にしっかり仕事をしているとか。
その人の癖とか週間っていうのを見ている感じになるんです。転職する人はどんどん転職していっちゃうんですよ。それは安定性に欠けますよね。なので、今の職業で継続的に長く働いているならば、今ある程度現職についている時に審査を受けて頂いた方がいい条件で銀行から金利が出てくる可能性があります。 仕事を辞めようか…と日常で思っているのは私も一緒です。いつもやる気満々!って訳ではないです。日々時間の融通が利かなかったりとか、疲れたなって思うと辞めたくなるので、仕事を辞めるかどうか自体は大した話ではないと思いますね。
大事なのは、どこのタイミングで住宅ローンを通すか、通るかってことを考えること。今現段階でまあまあ勤続年数があるんだったらば今の時点でローンの審査を試してみる価値はあると思います。先程おっしゃった産休・育休でもローンやってくれるところはあります。個別で相談して頂ければ、銀行っていうのは金融庁ですから、日本が今何を考えているかっていうのに繋がりますので。 以前は育休、産休中なんていつ復帰するかもわかんないからっていって住宅ローンはやってくれなかったんですけども、これだけ人口が減っていて、女性を応援します!という世の中になっている中で育休・産休はやりません。っていうのは対外的に銀行はもう無理なんです。社会保険からも手当てが出てきたりして、(収入が)0ってことは今ないじゃないですか。なので基本的にはやらないってことはないので今でも相談はできます。

最後に

本日のセミナーは“賃貸VS都営VS購入
どれがどんなメリット、デメリットがあるかということでのセミナーを開催させて頂きました。
また違った事柄についてもいくつかセミナーを開催していこうと思っていますので、リクエストが有ったらそれにお答え出来ればと思っております。参考にしていただけますと幸いです。
本日はありがとうございました。

2月27日も同様のセミナーを開催いたしました!!

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
是非動画の方もご覧になっていただければと思います。

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